大阪府堺市・南海高野線 初芝駅から徒歩3分の耳鼻咽喉科【文珠クリニック】

文珠クリニック
〒599-8114
堺市東区日置荘西町1丁23番37号
TOHOビルB棟1F
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診療時間
午前 9:00〜12:00
午後 4:00〜7:00

 … 土曜午前は12:30まで

耳鼻いんこう科
木曜・日曜・祝日・土曜午後
みみ・はな・のどのこのような病気や症状でお困りの方は、
当院までお気軽にご相談ください。
耳だれをくりかえす
耳がかゆい・耳が痛い
急性中耳炎、外耳炎など
聞こえが悪い 突発性難聴、老年性難聴、
滲出性中耳炎、耳垢など
めまい 良性発作性頭位めまい、
椎骨脳底動脈循環不全、メニエール病など

耳痛、耳閉、難聴、耳漏(みみだれ)、発熱などありますが、その程度はさまざまです。乳幼児の場合、耳に手を当てて泣くなどといった表現することもあります。一般的に急に症状が現れ、ゆっくり時間をかけて治っていきます。
小学校に入るまでは、カゼをひくたびにかかるというくらい、しょっちゅう中耳炎になりますが症状を訴えない場合もあります。小学校に入るまでは、カゼをひいたら、中耳炎になっているかもと考え、耳鼻科受診しましょう。

菌は、耳の外からではなく、主に鼻の奥から入ってきます。カゼがきっかけで増えた菌が、耳へ入って中耳炎を起こします。鼓膜に穴が開いていなければ、プールやお風呂の水は関係ありません。
小さいうちは、しょっちゅうカゼをひき、カゼをひくたび中耳炎になるもの。
また鼻水が出るたびに、中耳炎になる子も少なくありません。子どもがよく中耳炎になるのは、カゼをひきやすいことと、耳管(耳と鼻をつなぐ管)の仕組みが関係しています。子どもの耳管は大人の方に比べ、太く短く、傾きも水平に近いので、菌が耳に入りやすいからです。

ガイドラインに順守し軽度の中耳炎では対症療法のみとなり基本経過観察です。中等度以上では、抗生物質による治療を行います。重症の場合や、高熱、強い痛みがあり、中耳に膿が多量に貯まって鼓膜が腫れが強い場合は、鼓膜切開して、膿を吸い出すこともあります。通常3日〜1週間程度で痛みはなくなります。
しかし、痛みがなくなっても完治したわけではありません。鼓膜の奥の膿はまだ残っているので、鼓膜が動けず聞こえが良くありません。その後、ゆっくりゆっくり膿が抜けていって、聞こえが戻り、完治していきます。膿が耳管から排出されやすいよう鼻の処置をしたり、内服薬、点耳薬による治療が必要なこともありますので経過観察は重要です。

滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)の主な症状は、難聴、耳閉感です。低年齢の子どもさんの場合、聞き返しが多い、呼びかけに反応しない、大きな音でテレビを見る、しゃべる声が大きいなどで受診されることも多いですが、症状がないことも珍しくありません。

鼓膜の奥の中耳に滲出液がたまる病気ですが、急性中耳炎の腫れのピークを過ぎてから完治までの移行でもっとも多く見られます。中耳の炎症と耳管が正常に機能しないことにより完治が遷延します。

耳に溜まった滲出液が鼻に抜けやすくなるように鼻炎や副鼻腔炎に対する局所処置、通気療法、内服治療がありますが、内服は極力少なくします。途中で鼻水が増えたら、間をあけず、鼻を吸いに来ましょう。治療を中断して滲出液が残ると、この滲出液が中耳炎の再発の原因になります。
滲出性中耳炎は治る病気ですが完治に1〜3カ月、場合によっては、それ以上の期間を要することもありますので根気よく通院しましょう。

突然、片方(まれに両方)の耳が聞こえにくくなります。海に潜った時の様に耳がつまった感じや、めまい、耳鳴りが一緒に起こる方もいらっしゃいます。

原因は不明です。ウィルスによるもの、内耳の血流障害、免疫異常などの説が言われていますが、ストレスや疲労がきっかけになる方も多いように感じます。

症状が出てから1週間以内に治療を始めれば治る確率が高いですが、2週間以上過ぎると回復は難しくなります。治療法はステロイド薬の投与が最も効果的です。しかし原因が不明であり、現在この疾患に対する特効薬はありません。難聴の程度、タイプにもよりますが、完治する方は約3割、少し良くなる方、残念ながら全く変わらない方が約7割程いらっしゃいます。その他、補助薬として血流を良くする薬や、ビタミン剤、めまいの薬などを使うこともあります。通常の生活を送ってもらっても治療に支障はありませんが、安静にすることも治療の1つですので休息をとるようにしましょう。
水のような鼻汁が出る アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、好酸球増多性鼻炎、
感染性鼻炎など
粘っこい鼻汁がのどに
流れる・頬が痛い・
頭痛がする・せきが出る
急性副鼻腔炎
副鼻腔炎(ちくのう)など

膿性鼻汁後鼻漏(のどに流れる)、痛み(ほほ、おでこ、頭)、嗅覚障害など

鼻腔からつながる空洞を副鼻腔といい、空気の加温、加湿、声の共鳴などの働きがあります。急性上気道炎に引き続き起こる副鼻腔の急性炎症をいいます。感染経路は、鼻腔から逆行性に副鼻腔感染する場合が多いですが、虫歯が原因で起こる歯性副鼻腔炎もあります。

抗生物質、粘液修復薬を中心に投与し、鼻処置、ネブライザー吸入を行います。疼痛、発熱が著明な場合には消炎鎮痛薬を用います。

くしゃみ、はなみず、はなづまり。花粉症はスギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなど樹木や雑草の花粉が原因となり、症状の出る時季がはっきりしています。目のかゆみ、充血などの眼症状を伴うこともあります。これに対して、ほこりやダニが原因で生じるものは、通常、一年中鼻症状が出ます。

鼻腔粘膜で、スギやヒノキの花粉、ダニ、ほこりなどに対するアレルギー反応が起こることによって生じます。

内服薬と点鼻薬が治療の中心になります。主な症状が、どの症状で、どのくらいの程度であるかによって、使用する薬剤を選択します。一度の受診では十分な満足が得られないことがございますので、その時は通院していただき薬剤の選択、調節が必要です。
薬使用は、あくまで症状を軽減するためのものです、アレルギーそのものを改善するものではございませんので、患者様によっては、薬を使用し続ける必要性がある方もいらっしゃいます。
スギ花粉症に対する舌下免疫療法について
舌下免疫療法とはアレルギーの原因物質を含む薬液を毎日少しずつ舌下に投与していくことで、アレルギー反応を弱めていく治療法です。長期にわたり正しく行うことでアレルギー症状が改善されたり、長期にわたり症状がおさえられる効果が期待できます。
適応(対象)
  • 12歳以上
  • スギ花粉症の時期に症状の強い方でかつ血液検査でスギ特異的IgEが高い方
  • 用法用量を守り毎日服用でき、少なくとも月に1回は通院できる方
  • 舌下免疫療法の確認事項について理解していただき同意された方
治療適応外の場合
  • 妊娠中・授乳中・妊娠予定の方
  • 気管支喘息で症状の強い方
  • 抗がん剤、ステロイド薬、β阻害剤など特定の薬物を使用中の方
  • 自己免疫疾患 膠原病などの方
治療の流れ
当院では、治療開始までに通常3回受診していただく必要があります。
1回目 診察後、治療概要を説明し治療希望された方には血液検査を受けていただきます。
2回目 検査結果の説明と治療適応の有無について説明します。
3回目 初回治療日は投薬後30分以上の経過観察が必要になりますので平日11時30分までに受診していただきます。
注意点
1 最低でも2年は行う必要があります。
2 長期の治療を行ったにもかかわらず全く効果が出ないこともあります。(有効率は約7割と報告されています。)
3 副反応の起こる可能性があります。主なものとして舌 口腔内のしびれ・かゆみ・腫れ、口内炎や耳のかゆみがでることがあります。アナフィラキシーや喘息発作などの重篤な症状が出ることもゼロではありません。
4 スギ花粉症の舌下免疫療法をスギ花粉の飛散が始まる直前や飛散時期に開始することは効果が乏しく、安全性に問題がありますので当院では6月〜11月末の開始とさせていただいております。
治療費について
薬価は3割負担の方で月、約1,000円です。
必要に応じた検査料、抗アレルギー薬の処方薬が加わることがあります。
のどが痛い・声がかれる 扁桃炎、喉頭蓋炎(こうとうがいえん)、
喉頭癌(こうとうがん)など
せきが出る アトピー咳、
咳ぜんそくなど
のどに違和感がある 咽頭腫瘍、甲状腺疾患、
逆流性食道炎など
頭痛がする 片頭痛、脳腫瘍など
くびにも腫れものがある 頚部(けいぶ)リンパ節腫脹、腫瘍など

咽喉頭の異常感(何か引っかかったり、つまったような感じ)、痛みはない

副鼻腔の炎症、咽喉頭の炎症、アレルギー、舌根扁桃の腫大や甲状腺の異常、また胃酸の逆流、加齢に伴う口腔乾燥などの関与が考えられています。

消炎酵素薬、胃酸分泌抑制剤、関連疾患の治療、ネブライザー吸入などで治療しますが、効果が乏しいこともあり、悪化する場合はその他疾患の可能性も否定できませんので、精査をお奨めする場合がございます。
当院では最新の医療機器・検査設備を導入し、患者の皆さまにより正確な治療を提供いたします。
ネブライザー(吸入器)
聴力検査装置
電子ファイバースコープ
超音波診断装置
フレンツェル赤外線眼鏡
顕微鏡
電子カルテ
他にも最新の設備を整えています。
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